節電を重要視した注文住宅の設備と採用すべき資材

これから注文住宅を建てる方は、節電を意識してオール電化住宅にすることと、屋根にはソーラーパネルを導入し、蓄電池と省エネ仕様の給湯器を完備することで節電効果をフルに発揮させることができます。新しいソーラーパネルは国内有名メーカー品でも過去よりも価格が下がっていることや、発電能力も高くなっているので注文住宅を建てる際には、自宅内で消費する電力をフルカバーできるように設定を依頼することも良い判断になります。一般住宅向けの蓄電池が開発されている現在では、余剰電力を溜めておくことができるので2日程度の曇りの日があっても問題なく使うことができます。梅雨の時期など天候が悪い場合は当然ながら発電量が下がってしまうので、電力会社との契約も必須です。

それでもフルカバーできる発電量を誇るシステムを導入することで、家族数による違いはありますが6年程度でシステムに掛かった費用を実質的に取り戻せるメリットもあります。節電を意識した注文住宅は、ソーラーパネルだけではなく外壁内や天井裏、床下には大量の断熱材を使う方法も現在では増加しており、高気密住宅によって外気からの影響を受けにくくすることにも役立ちます。窓ガラスは複層ガラスを採用することや、ユニットバスは保温性の高い機材を使うなど細かな部分まで配慮することも節電を重要視するには最適です。後からのリフォームは外壁や屋根塗装になりますが、このリフォームのタイミングで遮熱塗料を使えば最大限に節電を行うことができます。