注文住宅のメリットとデメリット

住宅を購入する方法として建売住宅と注文住宅があります。建売住宅の場合には、すでに建てられた家を購入するというもので、メリットとしては注文住宅より安価に手に入れることが可能で、またすでに建っているので銀行など金融機関からの融資が受けやすいという点があげられます。一方でデメリットとしては、すでに出来上がっているので自由な間取りを選ぶことができませんし、建材も安価なものが使われているという点です。特に建ってから購入する場合にはその家の工事状況などの見学ができず、後々にトラブルに繋がるリスクがあります。

注文住宅の場合には、設計から施工まで関わることができ、間取りや建材を選ぶことが可能で、自由な家を建てることが可能です。このため自由度が高いのが注文住宅のメリットといえますが、自由度が高いということは予算も自由であるためこだわりすぎると予算オーバーになります。そのため一定の妥協が必要になります。そのため費用面で不確定なところが多く銀行などの金融機関からの融資を受けるさいの足かせになる可能性があります。

また注文住宅では設計士や工務店などによって出来上がりの良し悪しが大きく影響するため、信頼できる業者を探さなければならないため、その点でも手間が掛かる家の建て方といえますが、成功すれば満足いく住宅を手に入れることができますし、設計の段階から関わっている場合にはリフォームのさいにも役立てることができます。